2022年10月16日日曜日

日銀 黒田総裁 物価高は「年末にかけて上昇率を高める可能性が高い」

 日銀の黒田総裁衆議院の予算委員会で、現在の物価高や今後の推移について
「エネルギーや食料品、耐久財などの価格上昇により、本年末にかけて上昇率
を高める可能性が高い」と述べました。
 理由については「主として国際商品市況や為替円安の影響によって輸入品価格
が上昇していることが影響している」としたうえで、「年明け以降は海外から
のコストプッシュ要因の押し上げ企業が減衰することで、物価上昇率のプラス
幅は縮小していくため、来年度以降の消費者物価は2%を下回る水準まで低下し
ていくと予想している」との認識を明らかにしまし た。

                        「TBS NEWS DIG」