大手銀行5行は31日、8月の住宅ローン金利を発表し、全行が代表的な固定期間
10年の基準金利を引き上げた。
日銀による大規模金融緩和策の修正を受け、金利上昇圧力が高まっており、住宅
ローン金利は9月以降さらに上昇する可能性が出てきている。
8月の10年固定の最優遇金利は、三菱UFJ銀行が0.09%上昇の0.78%、三井住
友銀行は0.10%高い0.89%、三井住友信託銀行が0.07%上昇の1.15%、み
ずほ銀行は0.05%高い1.20%りそな銀行が0.05%上昇の1.39%。
5行がそろって上げたのは、昨年12月に日銀が長期金利の変動容認幅を0.25%か
ら0.5%に拡大した直後の今年1月以来となる。変動金利は全行が据え置いた。
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