住宅金融支援機構は4日、長期固定金利の住宅ローン「フラット35」
(買い取り型)の1月の適用金利を発表した。
最低金利は前月と比べ0.03ポイント上がり、3カ月連続で上昇した。
日銀の金融緩和策の修正に伴う長期金利の上昇について、同機構は「す
ぐには影響しない」と話している。
長期金利の上昇に伴い、大手銀行5行は1月に適用する住宅ローンの固
定金利を引き上げた。
フラット35の金利は、長期金利に基づき決まる機構独自の債券利率を
「数カ月単位で見て決めている」(同機構)ことなどから、大きな影響は
なかったとみられる。
1月の適用金利は返済期間21年以上35年以下(融資率最大9割)の場合
年1.68~3.27%(前月1.65~3.00%)。返済期間20年以下は年1.
52~3.11%(同1.49~2.84%)
「時事通信社」