2021年3月11日木曜日

住宅ローン破綻、金融機関が容赦なくなるのはどんなときか

 「人生最大の買い物」と言われている住宅(マイホーム)は、多くの人が ローンを組んで購入しますが、最近はコロナ禍の収入ダウンによる”住宅ロ ーン破綻”がマスコミで取り沙汰されるようになっています。

そもそも、国内における住宅ローンの貸出残高はどれくらいあるのでしょう か。住宅金融支援機構の貸出し分を除いた、いわゆる純粋な金融機関による 貸出残高は約185兆円と見られます(2020年3月末、四半期で変動あり)。

185兆円と言われてもピンとこないと思いますが、日本の国家予算が約105 兆円ですから(2021年度は106兆円見込み)、その規模の大きさが分かるの ではないでしょうか。


事件扱い”となった住宅ローンの破綻率と破綻予備軍

厳格な事前審査があるのに住宅ローン破綻は起きる

「オーバーローン」になったときの金融機関は甘くない

ローン残高と自宅の評価額を常に注視すべき